漢文 解法パターン

解法パターン

漢文

総則


人名には,丸をつける.

漢数字を並べても位は変わらない.

漢詩

(七言詩は初句と)偶数句末は,同じ母音(音読み)で押韻する.

律詩は,頷聯と頸聯のそれぞれで対句がある.

重要文法

語彙(読み)意味
以\({}_{テ}\)A\({}_{ヲ}\)為\({}_{ス}\)B\({}_{ト}\)(AをもってBとなす)AをBだと思う
為\({}_{ル}\)A\({}_{ノ}\)所\({}_{ト}\)V\({}_{スル}\)(AのVするところとなる)AにVされる
豈\({}_{ニ}\)V\({}_{ンヤ}\)Vするだろうか,いや,Vしない
二重否定強調(潰しておくとよい)

語彙

名詞

語彙(読み)意味
異計(いけい)謀反の企て
学士(がくし)学者
寡人(かじん)徳の少ない人
王侯の自称(私)
子(し)あなた
先生(孔子)
所以(ゆゑん)理由/手段/方法
故人(こじん)旧友
左右(さいう)側近、家臣
兵(へい)軍隊、戦争、武器
百姓(ひゃくせい)人民、庶民
城(しろ)
臣(しん)私(一人称)/家臣
汝・爾・若・女(なんぢ)あなた
上(しやう)天子、皇帝
君子(くんし)徳と教養を兼ね備えた立派な人物
小人(せうじん)徳を欠いたつまらない人物
大丈夫(だいじょうぶ)一人前の立派な男
豎子(じゅし)子ども、未熟者
為人(ひととなり)人柄、性格
人間(じんかん)世間
大夫(たいふ)高級官僚
吏(り)官吏、役人
布衣(ふい)平民
市井(しせい)まち、世の中
道(みち)道理、人としての正しいあり方
理(り)道理
仁(じん)思いやり
社稷(しゃしょく)国家
字(あざな)元服した際につける別名
夫子(ふうし)あなた/先生
期年(きねん)一年
須臾(しゅゆ)少しの間
客舎(かくしゃ)旅館

動詞

語彙(読み)意味
得\({}_{ル}\)罪\({}_{ヲ}\)於A\({}_{ニ}\)(Aニつみヲうル)罪を犯してAの怒りを買う
構\({}_{フ}\)(かまふ)陥れる
好\({}_ム\)(このム)楽しむ,好きである
大切にする
謂\({}_{フ}\)/道\({}_{フ}\)(いフ)言う
患\({}_{フ/づラフ}\)(うれフ/わづらフ)思い悩む、病気にかかる
説\({}_{ク/こブ}\)(とク/よろこブ)説明する/喜ぶ
事\({}_{フ}\)(つかフ)仕える
見\({}_{ユ}\)(まみユ)お会いする
請\({}_{フ}\)(こフ)お願いする
如\({}_{ク}\)(ゆク)行く
為\({}_{ル}\)(なル)~になる、~とする
為\({}_{ム}\)(おさム)治める
為\({}_{リ}\)(たリ)~である
与\({}_{ス}\)(くみス)仲間になる
与\({}_{カル}\)(あづカル)関わる
以A為B(AヲもっテBトなス)AをBと思う/AをBとみなす
以為\({}_{ラク}\)(おもヘラ ク)思うには/と思う

修飾語

語彙(読み)意味
自\({}_{ラ}\)(おのづから)
自\({}_{ラ}\)(みづから)
自\({}_{リ}\)(より)
自然に(naturally)
自分で(oneself)
から(from)
– 自\({}_{リ}\)A至\({}_{ルマデ}\)B\({}_{ニ}\)AからBまで
亦\({}_{タ}\)(まタ)もやはり、同様に
乃者\({}_{/乃昔}\)(さきに,むかし)
嘗\({}_{テ}\)(かつテ)
以前,昔
即・便\({}_{チ}\)(すなはチ)すぐに,そのまま
乃・則\({}_{チ}\)(すなはチ)そこで
輒\({}_{チ}\)(すなはチ)そのたびに\({}_{/いつも}; すぐに; 無造作に
– 否\({}_{レバ}\)則\({}_チ\)(しからざればすなはち)さもなくば
当\({}_{タリ}\)真っ当である
– 時\({}_ニ\)則\({}_チ\)(ときにすなはち)ある時には
– 何\({}_{トナレバ}\)則\({}_チ\)(なにとなればすなはち)どうしてかと言えば
遂\({}_{ニ}\)/終\({}_{ニ}\)/卒\({}_{ニ}\)/畢\({}_{ニ}\)/竟\({}_{ニ}\)(つひニ)結局
尽\({}_{ク}\)/悉\({}_{ク}\)(ことごとク)一つ残らず
偶\({}_{ニ}\)/適\({}_{ニ}\)/会\({}_{ニ}\)(たまたま)偶然
動\({}_{モスレバ}\)(ややモスレバ)どうかすると、ともすれば
乃至(ないし)あるいは
莫\({}_{クシテ}\)/無\({}_{クシテ}\)/勿\({}_{クシテ}\)(なくして)なくて(ないので; なければ; ないのに)
卒\({}_{カニ}\)/遽\({}_{カニ}\)/俄\({}_{カニ}\)/暴\({}_{カニ}\)(にはカニ)急に
甚\({}_{ダ}\)/太\({}_{ダ}\)(はなはダ)非常に
固\({}_{/故\;ヨリ}\)(もとヨリ)もちろん、もともと
故\({}_{ニ}\)(ゆえニ/ことさらニ)だから / わざと
古\({}_{/故\;シ}\)(ふるシ)古い
方\({}_{ニ}\)(まさニ)ちょうどそのとき
忽\({}_{チ}\)(たちまチ)あっという間に
数\({}_{バ}\)(しばしば)何度も
毎\({}_{ニ}\)(つねニ)いつも
凡\({}_{ソ}\)(およソ)そもそも、すべて
尚・猶\({}_{ホ}\)(なホ)その上、やはり
倶\({}_{ニ}\)(ともニ)一緒に、両方とも
具\({}_{ニ}\)(つぶさニ)詳しく
夫\({}_{レ}\)(そレ)そもそも、いったい
衆\({}_{シ}\)(おほシ)多い
寡\({}_{ナシ}\)(すくなシ)少ない
且・且\({}_{ツ/ラク}\)(かつ/しばらク)その上/ひとまず
頗\({}_{ル}\)(すこぶル)たいそう
尤\({}_{モ}\)(もっとモ)とくに
愈(いよいよ)ますます
私\({}_{カニ}\)/密\({}_{カニ}\)(ひそカニ)こっそりと/私が考えますに
苟\({}_{シクモ}\)(いやシクモ)もし
詳・審\({}_{ラカニ}\)(つまびらカニ)詳細に
漸\({}_{ク}\)(やうやク)次第に
不得已\({}_{ヲ}\)(やむヲえず)しかたなく/喫緊の事由があって
已\({}_{ニ/ム/のみ}\)(すでニ/やム/のみ)すでに/やめる/だけ
幾何/幾許(いくばく)どれほど
何為(なんすレゾ)どうして
何如(いかん)~はどうであるか
如何(いかんセン)~はどうしたらよいか
如是(かくノごとシ)このようである

接続詞

語彙(読み)意味
是\({}_{ヲ}\)以\({}_{テ}\)(ここをもって)こういうわけで(抽象的)
以\({}_{テ}\)是\({}_{ヲ}\)(これをもって)このことによって(具体的)
於\({}_{イテ}\)是\({}_{ニ}\)(ここにおいて)そこで
因\({}_{リテ}\)/依\({}_{リテ}\)/仍\({}_{リテ}\)(よリテ)そのため,そこで(so)
〜によって(by)
然\({}_{リ}\)(しかリ)そうである
不然(しかラず)そうではない
然則(しかラバすなはチ)そうであるならば
然\({}_{ル}\)後\({}_{ニ}\)/而\({}_{ル}\)後\({}_{ニ}\)(しかルのちニ)そののちに/それでこそ
然\({}_{リ}\)而\({}_{シテ}\)とにもかくにも
而\({}_{シテ}\)(しかシテ)順接
而\({}_{レドモ}\)(しかレドモ)/而\({}_{ルニ}\)(しかルニ)逆接
若\({}_{シ}\)/如\({}_{シ}\)(もシ)もしも
故\({}_{ニ}\)(ゆゑニ)理由/だから

助詞,助動詞

語彙(読み)意味
哉(かな)詠嘆
之(の/ゆク/これ)主格,同格/行く/これ
乎\({}_{/哉/耶}\)(や)疑問,反語
故\({}_{ラニ}\)(ことさらニ)わざと、意図的に
能\({}_{ク}\)(よク)できる
不能\({}_{ハ}\)(あたハズ)できない
不勝\({}_{ヘ}\)(たヘず)~しきれない
可\({}_{シ}\)(べシ)できる/してよい/すべきだ
得(う)できる/わかる
欲\({}_{ント}\)(ほっス)~しようとする・~しそうだ
与\({}_{/と}\)(と/ともニ)と(並列)/一緒に
– 与\({}_{ト}\)B\({}_{ト}\)(AトBト)AとBと
為\({}_{ニ}\)(ためニ)~のために
若\({}_{ク}\)/如\({}_{ク}\)(しク)に及ぶ
若如\({}_{シ}\)/如\({}_{シ}\)(ごとシ)のようだ
所謂(いはゆる)俗にいう
少(わかシ)若い、幼い

短文

短文意味
著\({}_{スニ}\)書\({}_{ヲ}\)本\({}_{ヅケバ}\)諸\({}_{ヲ}\)身\({}_{ニ}\)、則\({}_{チ}\)要\({}_{ハ}\)能\({}_{ク}\)自\({}_{ラ}\)見\({}_{ル}\)自身の真摯な考えに基づいて書を著すならば、自らの主張の要旨を明らかにできる
有\({}_{ル}\)識者恒\({}_{ニ}\)病\({}_{ム}\)書之多\({}_{キヲ}\)也、豈\({}_{ニ}\)不\({}_{ランヤ}\)由\({}_{ラ}\)鬻\({}_{ギ}\)与剽賊\({}_{トニ}\)也哉確かな見識をもつ者が常に書物の氾濫を憂うのは、まったく売文や剽窃が原因である

ページ制作者

国民総会の提唱者。
ゴリゴリの理系で、社会科が得意なわけではない。

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