はじめに
数学とは、純粋な美を追求する学問。
本質理解が最も重要だ。
しかし、実用性に偏重した教育は、それを隠してしまう。
美しさに魅了されなければ、数学は学べないのに。
教育課程
初等教育(小学校)
以下を追加する。
- 負の数と数直線(中1)
- (一元)一次方程式
また、以下を行う。
- 「割合」を「単位と割合」に変更。
- 「弧度法」と「τ(=2π)」の紹介。
負の数と数直線
負の数は現在、中学校1年生で習う単元だが、小学生であっても天気予報などで負の数の見る機会は多い。
また、中学1年で「負の数」と「文字式の計算」が同時期に登場し、数学嫌いを量産してしまっている。
また、負の数の計算はあくまで計算なので、算数か数学かといえば算数の領域であるはずである。
よって、「負の数」は小学校で行う方が良いと思う。
また、その際、歴史上数直線によって負の数が認められたように、数直線での教育を重視してほしい。
確かなイメージが、本質理解につながる。
一次方程式
「一次方程式」については、実質的に一次方程式をしているのに⬜︎などで表記を濁している状態が気持ち悪かったので、堂々と文字を定義してやれば良いと思う。
中1の「文字式の計算」の前に文字に触れることで、楽に始められるだろう。
単位と割合
計算を現実世界で活かすために、最も大切なのは「単位」だ。
よって、割合では単位教育を徹底しなければならない。
「10枚のお皿を5人に分けたらお皿は一人当たり何枚ですか」という問いに対し、「お皿は何[枚/人]ですか」と言い換えられれば、割合など造作もない。
しかし、現在の教育では、聞くところによれば、「『何枚ですか』と聞かれているのだから『枚を割れば良い』」と教えるところもあるようで、本当に呆れる。
「弧度法」と「τ(=2π)」の紹介
中等教育(中学校)
以下を追加する。
- 分散と標準偏差
- 図形の性質(数A)
- 合同式
また、以下を行う。
- 「度数法」から「弧度法」への統一。
- τ(=2π)の容認。
分散と標準偏差
図形の性質(数A)
合同式
「度数法」から「弧度法」への統一
τ(=2π)の容認
高等教育(高校)
数学Ⅰ
内容を以下の順に定める。
- 集合
- 数と式
- 式と証明
- 2次関数
- 三角比
備考
- 「式と証明(数Ⅱ)」を追加。
- 「剰余の定理と因数定理(数Ⅱ)」を「式と証明」へ追加。
- 「データの分析」を削除。
数学A
内容を以下の順に定める。
- 場合の数と確率
- データの分析
- 統計的な推測
- 整数
備考
- 「図形の性質」を削除。
- 「データの分析(数Ⅰ)」を追加。
- 「統計的な推測(数B)」を追加。
数学Ⅱ
内容を以下の順に定める。
- 三角関数
- 指数対数
- 複素数と方程式
- 図形と方程式
- 2次曲線
- 微積分
備考
- 「式と証明」を削除。
- 「剰余の定理と因数定理」を「複素数と方程式」から削除。
- 「2次曲線(数C)」を追加。
数学B
内容を以下の順に定める。
- 平面ベクトル
- 複素数と複素数平面
- 空間ベクトル
- 数列
- 行列
備考
- 「ベクトル(数C)」と「複素数と複素数平面(数C)」を追加。
- 「行列(大学)」を追加。
数学Ⅲ
内容を以下の順に定める。
- 分数関数と無理関数
- 逆関数と合成関数
- 媒介変数と極座標
- 極限
- 微分法
- 積分法
備考
- 「媒介変数と極座標(数C)」を追加。
- 「テイラー展開(大学)」と「オイラーの公式(大学)」を「微分法」に追加。
数学C
廃止。
共通テストは「数学Ⅰ・A」「数学Ⅱ・BC」のまとまりで出題され、大学の2次試験でも単元ごとに出題範囲が決まっているため、この区分けは不要。
その上で、学問の関連性を考えた結果、分割した方が合理的と判断。
高等教育(大学)
不明。
